リチウムイオン電池について

こんにちは酒井です⭐

毎日暑いですね、ニュースでよく見かける暑さ対策のアイテムとして携帯型扇風機(ハンディファン)が巷で流行っていますね。

それと同時に夏場のリチウムイオン電池の発火のニュースを多く見かけるようになりました。

屋外で作業する人たちの熱中症対策として近年利用が広がっているファン付き作業服も電池で動いています。こちらも発火したという記事を見つけました。

こういった扇風機などに使われている電池はリチウムイオン電池というものです。

現在最も広く使用されている二次電池(充電式電池)の一つで、高いエネルギー密度と優れた充放電特性を持ち、携帯電話やノートパソコン、電気自動車など、さまざまな用途で活躍しています。

リチウムイオン電池は、従来の二次電池(ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池など)と比べて、2~3倍のエネルギー密度を持っています。これにより、小型・軽量化が可能となり、モバイル機器や電気自動車などへの応用が進んでいます。モバイルバッテリーもよく耳にしますね。

リチウムイオン電池は熱や衝撃に弱い性質があるため、高温環境にさらされることで電池内部の温度が上昇し、発火するリスクが高まると言われています。

また、落下などによって強い力が加わると、内部のバッテリーが損傷している場合があり、そのまま使い続けていると発火に繋がります。外見上問題なく見えていても、こういった危険が潜んでいます。

リチウムイオン電池は、可燃性の電解液が含まれているため、使い続けて劣化すると内部に可燃性のガスがたまる場合があり、この時、製品が膨張することがあり、そうした状態の電池に強い衝撃や圧力が加わって内部の部品が壊れたり充電しすぎたりすると、熱が発生するなどして内部にたまっていた可燃性のガスが発火するということになるので、異常を感じたらすぐに充電や使用を中止することが呼びかけられています。

どのように防げばいいのか・・・

東京消防庁のサイトより私なりに抜粋してみました

・衝撃を与えないように適切に取り扱い、むやみに分解しない

・充電する際は整理整頓された場所や、不燃ケースなどに入れて充電をする

・充電器の接続部の電圧を確認する

・バッテリーの減りが早くなった、充電中に熱くなった場合は販売店に相談する

・熱のこもりやすい鞄の中などでの使用を控える

その他にも注意点はありますが、何気なく使用しているところに危険が潜んでいることがわかりました💦

リチウムイオン電池のことを調べている際に、熱中症対策として最近利用が増えたファン付き作業服の発火の記事で、「頭にきてファン付き作業服をたたきつけたらバッテリーが爆発した」などといった事例がありました。

当社でもファン付き作業服を使用している社員が多くいます。衝撃などに気を付けて、安全作業を心がけたいですね👨