PRTR制度について

こんにちは酒井です🎣

PRTRという言葉が最近お取引先や、社内で耳にします。

ここで少しPRTRについて触れたいと思います👩

PRTR制度とは、Pollutant Release and Transfer Register の頭文字を取ったもので、日本語にすると化学物質排出移動届出制度ということです。

どういったことかというと、化学物質の排出に関する情報を国が1年ごとにまとめて公表する制度です。

取り扱う事業者が1年間どのような物質をどれだけ環境中へ放出したか、廃棄物としてどれだけ移動したか国に届けでます。

化学物質の排出を把握して環境リスクを理解して化学物質の排出量を減らす動きができます。

※対象の事業者は業種、取り扱う従業員人数、物質の年間取り扱い量により特定化学物質取り扱い業者となりえます。

PRTR法とは

特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律です。

対象の化学物質は人の健康や生態系に有害なおそれのあるもので環境中に存在する量の違いによって第一種と第二種に区分されます。

この物質を排出者がほかの事業者へ渡す際は有害性に関する情報や取り扱い方法などを記載したMSDS化学物質等安全データシートを提供することが事業者に義務つけられています。

廃棄物処理業の当社では廃棄物を運搬する業務をするためにこういった法を理解してそれを守らなければいけません。

対象者からの廃棄物を扱う際は提供された情報をもとに次の処理業者へ引き渡すことです。